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2019-04-15

北野をどり

カテゴリー:お仕事

4月も半ばになり、穀雨も目前です。

この時期、京都五花街で最も古い歴史を持ちます上七軒の舞踏公演、花柳流の「北野をどり」が始まります。

数年前に上七軒の方で、坪庭を造らせていただいたお宅がございます。限界まで植栽を減らしましたので、維持管理にお伺いする事もなくなりましたが、きっと今でもお庭を楽しんでいただけていると思います。

非常に高価な庭木、時代物の燈篭、景石を使った庭も良いですが、何でもないありふれたもの、道すがらに転がっているような砂利や石を使った庭、傍目には雑草に見えるような植栽の配置等を弊社では重視しております。お庭は、お客様に日常の自分自身に返っていただけるスペースである事を一番に考えております。豪華なステーキよりも、日頃のお茶漬けというイメージです。

つい先日、西山方面に出向いている最中に、農業用ため池横の通路を通っておりますと、とても綺麗なものが目の前を横切りました。何かと見直すと、カワセミでした。不思議なもので、小畑川で見るカワセミと西山の山の中で見るカワセミの色が違うように感じました。時々、玉虫も見かけますが、自然界で色を放つ生物がいる事が不思議に感じます。

また、炭や薪になるコナラも咲き始め、三つ葉も旬になり、美味しくなってきました。

これからも皆様にホッとしていただける緑のスペースを提供し続けられますよう、更なる努力をしていく所存です。

お待ちいただいているお客様にはご迷惑をお掛けしておりますが、順次ご対応させていただきますので、もうしばらくお時間をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

レッドロビンの新芽が綺麗です

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